みんな文章力をあげたい
質問です。
文章力が欲しくない人!
・・・いませんね。
みんな文章力をあげたい、と思っています。
文章力って何?
文章力って何でしょう?
簡単に書くと「わかりやすい文章を書く力」です。
早稲田対話式ライティング・コーチ®では
「自分の考えを、誤解されずに相手にそのまま理解してもらえる文章を書く力」
と考えています。
つまり、相手にとってわかりやすい文章。
同時に読みやすい文章。
これを書く力が、文章力です。
これからわかりやすく、読みやすい文章を書ける
文章力の基本の基本シリーズを書いていきます。
コツその1:一つの文章には一つの主語と述語だけにする。
まず一番大切なのは
一つの文章には、1つの主語と述語だけにすることです。
これで読みやすさ、わかりやすさがぐんとアップします。
書きながら「主語と述語は一つずつ」と心がけましょう。
添削前
例文:私は今日渋谷でレッスンでとても寒くて、歩いていたら鳩が道でエサを食べていた。
あれ?
私は・・・・エサを食べていた!?
主語は私。
述語は文章の最後。
エサを食べていた。
変ですね。
文章の手直しの手順
この文章を手直ししましょう。
主役ごとに文章をわける
まず「私」が主役の文章に注目します。
私は今日渋谷でレッスンでとても寒くて、:
—ここまでは「私」が主役です。
文章の内容ごとに分ける
でも
1、渋谷でレッスン
2、とても寒い
と2つの文章が書かれています。
そこで
1、私は今日は渋谷でレッスンでした。
2、とても寒かったです。
と2つの文章にしましょう。
そうすると、読む人は短い1文ごとに内容がわかり
頭に入ってきやすくなります。
さて次の;
鳩が道でエサを食べていた。
—この文章は「鳩」が主人公です。
ですから別の文章にしなければいけませんね。
添削後
私は今日、渋谷でレッスンでした。
とても寒かったです。
歩いていたら鳩が道でエサを食べていました。
読みやすい文章は「そのまま頭に入る」
1行の文章を3つに分けました。
文章の主役ごとに、そして内容ごとに分けました。
読みやすく、意味も分かりやすくなりましたね。
例えて言うと
おいしいフルーツがごちゃごちゃに入れてある籠の中から、
それぞれのフルーツを取り出して分類して
味がはっきりとわかるようにするような感じです。
読みやすい、良い文章は
脳に負担をかけません。
読んだはじから、意味も内容も、そのまま頭に入ります。
だから「読みやすい」いい文章なのです。
「読みやすい文章」を書ければ文章力があがる!
読みやすい文章は、コツさえつかめばあなたにも書けます。
読みやすい文章を書けるようになると、
文章力全体があがります。
まずは読みやすい文章をかくために
一つの文には一つの主語と述語だけにするように
気を付けて書いてみてください。
文章に関するお困りごとがあったら、
いつでもお気軽にお問合せくださいね。