「文章力が無くてすみませんが、○○について質問します」
「うまく書けなくてすみません」
「文章が苦手で困っています」
こんな書きだしの文章が目につきます。
でも文章力が無い、または文章を書くのが苦手なのは
あなたのせいではありません。
今の大人のほとんど全員が
「文章とはどのように書くものか」を習っていません。
習っていなければ、できませんよね。
例えば子どもの頃、夏休みの宿題で「読書感想文」を
書いた記憶がある人は多いでしょう。
でも「どうやって読書感想文を書くか」
「どんなふうに書いたらいいのか」
を習った記憶がある人はほとんどいないと思います。
読書感想文は
1. はじめ
なぜその本を選んだのか?/どんな本だと思ったのか?など、
本を読む前の自分の感じたこと、考えたこと。
2. なか
読んでいる間に何を感じたか?/自分だったらどうすると思ったか?など、
本を読んでいる間に考えたり感じたりしたこと。
3. おわり
本を読み終わって何を感じたか?読む前と何が違ったか?自分はその本を読んで変わったか?など
本を読んだ経験が、自分に与えた影響。
と、3段階に分けて書くのが王道です。
特に最後に本を読んだ経験を自分に落とし込んだ結論部分が大切です。
・・・って私も大人になって知りました。
この3段組み合わせは、実はビジネス文書、
特に企画書でも使える方法です。
本来は子ども時代に習っておきたかったことですが、
今からでも大丈夫。挽回のチャンスはいつでもあります。
大人になったからこそ、文章力をあげるためにできることをしましょう。
次回は文章力をあげるためにおススメの本をご紹介します。