早稲田対話式ライティング・コーチ®誕生のお話。

こんにちは。
文章力をあげて夢を叶えるライティング・コーチの西山です。

私がライティング・コーチになったのは、
友人2人からの「やってみなよ」の一声でした。

彼らとは大学院の日本語教育研究科で出会いました。
専攻が教育学だったので、
「日本人全体で、日本語能力が低下している」ことへの
焦りと、なにかしなければ、という
ミッションを感じていた3人でした。

当時の私は、日本語学校で留学生の大学院進学担当でした。。
入試に必要な「研究計画書」を、日本語で書くサポートを主にしていました。

ほとんどの学生が、専門知識はあるのです。
ただ、彼らが母語で持っている専門知識を
「研究」に相応しい内容に日本語で書くことは、とても難しいことでした。

多くの学生は、自分の母語で書いた文章を
Google翻訳に放り込んで、出てきた日本語を私に持ってきます。
何とも妙な日本語で。

都市デザイン専攻のS君の文章では
「上海の景観は混乱しています」。

私の頭が混乱しました。

じっくり読むと、上海は急速に開発が進んだ結果、
開発に取り残された部分が、ポコポコと点在していて、
見た目も美しくない。

そして、実は開発から取り残された部分に
昔ながらの風景が残っていて、なんとかそれを保存したい。

その時「添削するのは簡単だけど、それは学生の意図とは違うかもしれない。
書いたことに質問されても、自分の考えでなければ、返答できない。

本当に書きたいことを、彼ら自身の頭の中で日本語にする必要がある。
そのためには、彼らの本当の考えを引き出さなければいけない」と気づいたのです。

その方法として、自分が大学院で鍛えられた方法を応用してみました。
ゼミなどで、自分の考えを周囲に説明して、
相手からのフィードバックをもらって、また考える。

これを繰り返すのです。
対話を続けていくことで、自分の中のもやもやした思いが
「ことば」になってきます。
意識を言語化するのです。

ある教授が「答えは、本人と、対話する人との間にある」
とおっしゃいました。
まさにその通り。

自分の中にあるモヤモヤが、
話をすることで整理されていく。

または思いがけない質問に考えて答えているうちに、
自分でも意識していなかった、大切なことに気づく。

これが現在の「早稲田対話式ライティング・コーチ®」の原型です。
ですから、今のレッスンでも、私は「正解」は滅多に出しません。
「これでどうですか?」「こういう意味ですか?」「この時、どう感じましたか?」

質問の連打です。
それに答えていくと、お客様の中で、ふっと考えが浮かんできます。
それを素早くくみ取って、ことばにする。

一度成功すると、癖になるほどうれしい瞬間です。
ぜひ一度、ご体験ください。

文章力を上げたい、
それができたら、叶えたい夢や希望がある。
そう思われる方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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